【凱旋門賞】映画館でPV観客もため息

 「凱旋門賞・仏G1」(6日、ロンシャン)

 凱旋門賞のパブリックビューイングが6日、東京都新宿区の新宿バルト9(定員410席)と大阪市北区の梅田ブルク7(定員317席)で行われ、ともに満席となった。梅田では世紀の一瞬を見届けようと、勝負服姿に身を包んだファンなどで熱気十分。ゲートが切られると「オルフェ行け」、「キズナ差せ」など声援が飛び交う。しかし、日本馬2頭の敗北が決まった瞬間、ため息に変わり、レース後はしばらく沈黙が続いた。

 大阪府豊中市から友人と2人で梅田ブルク7に駆けつけた加藤智弘さん(28)=会社員=は「これがアウエーで勝つ難しさだと思う。けど、オルフェーヴルは2年連続の2着だし、キズナも4着ですからね。よく頑張ってくれたと思います」と2頭の奮闘をねぎらった。

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