【新馬戦】ウラレナ姉弟G1制覇へ初陣
「新馬戦」(14日、東京)
10年に牝馬3冠を制したアパパネの全弟ウラレナ(父キングカメハメハ、美浦・国枝)が月曜東京4R(芝1600メートル)でデビューする。姉を管理した師は「比較してはかわいそうだよ」としながらも、素質の高さを買っている。「お姉さんも新馬戦で3着だったように、初戦向きではないかもしれないが、いいものを持っているのは間違いない」と高く評価する。
追い切りは10日、美浦坂路で併せ馬。4F53秒3‐38秒9‐13秒1の時計を記録して、グロリアーレ(3歳未勝利)に手応え優勢で併入した。「相手は未勝利馬とはいえ、ケイコで動く馬だからね。十分な内容だった」と動きに満足している。オーナー(金子真人ホールディングス)、国枝厩舎、蛯名はアパパネと同じ組み合わせ。姉弟G1制覇に向けての第一歩を府中で踏み出す。