【秋華賞】マンボ外枠でも自信満々

 「秋華賞・G1」(13日、京都)

 枠順が11日に決まった。(8)枠(16)番にも泰然自若だ。飯田祐師は「(18)番じゃなくて良かった」と切り出し、「(ゲート内で)待たされない偶数ってのは良かったです。枠の内外は、終わってみないと、何が幸いして、何が災いするか分からないですから」と笑顔を見せた。

 過去10年、(8)枠で勝ったのが03年のスティルインラブただ1頭のように、内回りの外枠は、決して有利な材料ではないが「そこで勝てば“まぐれじゃない”って認めてもらえるわけですから」と愛馬の能力を信じて疑わない。

 この日は、返し馬を想定して、栗東CWを1周。角馬場では気負っていたが、コースでのキャンター調整ではスムーズに折り合いがついた。その後は坂路に入り「馬を甘やかさないように」とラスト1F15秒8(4F66秒3)をマーク。しっかりと負荷をかけた。

 大外発進から10着に敗れた桜花賞当時と比較しても「全然違って、体質がしっかりしています」と着実に成長を遂げている。桜花賞が468キロ、オークスが478キロ、そして前走のローズSが486キロ。10日の調教後の体重が500キロと、右肩上がりの成長曲線を描いている。オークスを上回るパフォーマンスで2冠をいただく。

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