【秋華賞】レイアー武豊で実績馬一蹴だ
「秋華賞・G1」(13日、京都)
前日発売の単勝オッズでは“3強”ムード。スマートレイアーはその一角を占める。オークス馬のメイショウマンボ、前哨戦の覇者デニムアンドルビーと違い、重賞Vどころか、出走経験すらない。それでいながら注目を集めるのは、素質の高さを買われているこそだ。
12日朝は栗東の角馬場でじっくりと体をほぐした。「カイバが上がることもないからしっかり攻められました。何の心配もなく送り出せます」と加藤助手は状態に太鼓判を押す。武豊はG1通算100勝の大記録が懸かる。「1000万下を勝って、いきなりG1だからね。でも、クリアできるんじゃないかなと思える素質を持っているよ」と名手も自信を隠さない。キャリアの浅さを乗り越え、戴冠を狙う。