【スワンS】ボス復活へハードに攻めた
「スワンS・G2」(26日、京都)
ハードに攻めた。グランプリボスの最終リハは23日、栗東坂路でモズ(6歳オープン)との併せ馬。テンはじっくりとパワーをセーブしながら追走し、ゴーサインが出た後半は温存していた力を一気に爆発させた。懸命に手綱をしごかれ、馬体を並べたままでフィニッシュ。4F54秒0‐39秒6‐13秒2をマークした。
安藤助手は「きょうは課題の折り合いもついていたし、壁をつくらなくてもうまく我慢ができていました」と合格点を与える。初の6F戦となったスプリンターズSは7着に敗れたが、今回は昨年制した舞台。勢いを取り戻し、勇躍、マイルCS(11月17日・京都)へと駒を進めたいところだ。
「本番を見据えても負けられないと思っています」と安藤助手。自慢の末脚で連覇を果たし、再進撃を開始する。