【天皇賞】アニメ脚本家のオーナー感激
「天皇賞(秋)・G1」(27日、東京)
5番人気のジャスタウェイが、昨年の年度代表馬で2着のジェンティルドンナを4馬身突き放してV。
馬主の大和屋暁(やまとやあかつき)さんは、テレビの人気アニメ『銀魂』の脚本を書いた。父の竺(あつし)さんは『ルパン三世』などを手掛けており、親子2代の脚本家。ジャスタウェイは『銀魂』のキャラクターの名前だ。「感無量です。所有馬はこれが今年初勝利。まさか天皇賞とは」と感激に震えた。
41歳のいわゆる本厄で、今年はこれまでいいことがなかったという。「今年初めてのツキが来ました」。所有馬3頭の個人馬主が秋盾を射止めた。最初はハーツクライの一口馬主に。同馬の産駒にこだわり、個人馬主となって初めて購入したのがジャスタウェイだった。「全力で走ったので休ませたい。次はドバイデューティフリーを目指したいです」と海外に視線を向けた。