【エ女王杯】マンボG1V3へ視界良好

 「エリザベス女王杯・G1」(10日、京都)

 牝馬2冠を達成したメイショウマンボが、古馬との戦いを制し、3つ目のG1タイトルを目指す。

 過去に秋華賞馬は10頭が参戦して(14)(5)(1)(2)(5)(5)(12)(1)(3)(2)着(06年カワカミプリンセスは1位入線後12着に降着)。激戦から中3週のローテ。3歳牝馬の調整の難しさをデータは物語る。世代No.1の実力を示したマンボの課題も、状態面の一点に尽きるだろう。

 全休日の4日早朝。担当の塩見助手が状態をチェック。無事を確認して安どの表情を浮かべた。ピークに仕上げた秋華賞のあとは「疲れがないように見えたけど、少し毛ヅヤが悪くなったり、カイバをちょっとだけ残したりして…いくらか下降気味だった」と事実を隠さないが、そう言い切れるのは不安を拭い去ることができたから。「先週あたりから少しずつ良くなって来て“乗り越えた感”はあった。10点満点で9点以上のレベルにはあるし、今週追い切ったらもうひとつ良くなると思う。秋華賞と同様、何とか10点に持っていきたいね」と上昇カーブを描く2冠馬に目を細めた。

 初の古馬相手、舞台も京都外回り芝2200メートルに変わるが「秋華賞の出来にさえ持っていければ」と愛馬の実力を信頼。真の女王の座へ、視界は良好だ。

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