【エ女王杯】ダリア前年Vの意地見せる

 「エリザベス女王杯」(10日、京都)

 降りしきる雨のなかで経験豊富な古馬の意地をさく裂させてからちょうど1年。レインボーダリアが秋の淀、女王決定戦の舞台へと戻ってくる。今年は(7)(12)(6)(7)(13)着。掲示板にすら載ることができずにいるが、陣営のムードは決して悪くない。

 「前走は展開が不向きだったし、仕方がないでしょう」と篠原助手。中間も背中や腰の疲れは感じられず、順調に調整を重ねてきた。「けさ(5日)あたりは気合が乗ってピリピリしてきた。油断をしていると振り落とされるくらいの感じ。そのへんは去年(の女王杯)と一緒」と好調時のシグナルを感じ取る。

 7番人気の昨年は、単勝1・9倍の1番人気ヴィルシーナを差し切り、重賞初制覇をG1で飾った。過去にこのレースの連覇を狙った馬はのべ8頭。09年リトルアマポーラ(7着)を除けば3勝、2着3回、3着1回と全て馬券圏内に奮闘している。

 「秋の目標はここ。あらためて期待したいですね」。10‐11年スノーフェアリー以来となる史上4頭目の連覇達成へ、G1ウイナーが底力を発揮する。

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