【エ女王杯】アロマからVの香り

 「エリザベス女王杯・G1」(10日、京都)

 アロマティコの最終リハは6日、北村友(レースは三浦)を背に栗東坂路。スタート直後は水分を含んだ馬場にノメったが、ラストは左右からハミをかけられ、右ステッキが入ると力強く加速。4F55秒0‐39秒1‐12秒6を計時した。鞍上は「一杯にやってほしいという指示。リズムを整えて追い出したら、いい反応でした。体調は良さそう」と好感触だ。

 佐々木師も「いいんじゃないかな。ラスト(2F)25秒3‐12秒6がいいよね」と目を細める。重賞で結果こそ出ていないが、12年の秋華賞3着の実績が示す通り、素質はここでも引けは取らない。「外回りもいいと思う。展開も向きそう」と前を向く。自慢の末脚で、一気に女王の座を奪い取る。

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