【エ女王杯】マンボ吉兆2枠3番

 「エリザベス女王杯・G1」(10日、京都)

 栄光のゼッケン3。喝采を浴びたあのオークスと同じラッキーナンバーをメイショウマンボが手にした。これまで9戦して秋華賞(1着)など(8)枠が5回で、残る4回が(2)枠。ピンク帽と黒帽しか知らない若き女王のもとに届いたのは、またしても縁のある黒帽((2)枠(3)番)だった。

 「いつもなぜかこの2つの枠なんです。馬場の荒れた内を通らされるのは嫌ですが、そのあたりのことは、ジョッキーが何とかしてくれるでしょう」。しっかりと託す準備をして本番を迎えたい。塩見助手は、枠順決定の知らせを笑顔で受け止めた。

 これ以上は望めない。そんな出来だった秋華賞の状態を再現すべく、調整は順調に進んでいる。決戦を2日後に控えた8日朝は、角馬場で筋肉を解きほぐした後、栗東CWでキャンターを1周半。予定のメニューを消化してレベルを引き上げた。繰り出すフットワークは滑らか。テンションも上がっていない。

 「前回がとてもいい状態でしたから、どれだけ近づけることができるか。追い切った後、良くなってくるタイプなので」。レースが近いことを自ら察知。そして戦闘モードに入ることができるのがマンボの良さだと言う。今回も階段を上りつつあるのは確か。年間G1・3勝へ。〈3・1・0・0〉と得意の京都で最強の証明を果たす。

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