【JC】内田博ゴールドに闘魂注入

 「ジャパンC・G1」(24日、東京)

 13日、栗東坂路の2F目から内田博は手綱をしごき、ゴールドシップに魂を注ぎ込んだ。早めスパートでもへこたれることなく、併走馬に先着。急勾配を力強い脚取りで駆け上がった。

 4F53秒2‐38秒7‐13秒6に「馬場状態もあるし、時計よりも動きが肝心。重心が沈み込んで、きょうは本当にいい動きだった」と須貝師は声を弾ませた。前走の京都大賞典は5着。「強引に行き過ぎ。後ろからでも、馬が走りたいように走らせてあげた方がいいですね」と振り返る。

 「いい状態で行けそう」と確かな手応えを感じた主戦は、来週の本追い切りにも「乗れるように調整しています」とはやる気持ちが抑えられない様子。「2着じゃ駄目。勝たなければ」と自らを鼓舞するようにうなずいた。

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