【金鯱賞】ブルー勝ってGPへ
「金鯱賞・G2」(30日、中京)
連覇へ視界良好だ。昨年のこの舞台で重賞初Vを飾ったオーシャンブルーが、栗東CWで同レースに出走する僚馬トゥザグローリー(6歳オープン)に半馬身先着。時計も6F81秒1‐38秒5‐12秒3と優秀で、手綱を取ったルメールは満面に笑みを浮かべた。
「いい動き。最近はあまり状態が良くなかったみたいだけど、この秋では一番いいんじゃないかな。昨年より少しパワーが付いた気もする」と好感触。昨年はV後の有馬記念で2着と好走したが、その後は惨敗続き。池江師も「これまではガリガリで寂しかったが、肉付きが良くなって戻ってきた。いいころの感じに近づきつつある」とリフレッシュ放牧の効果を口にした。
ルメールとは2戦2連対。頼れるフランスの名手は「昨年、勝っているコースですからね。また一緒にいいパフォーマンスをして、いい形で有馬記念に行きたい」ときっぱり。再び桶狭間のG2戦を制し、グランプリへ乗り込む。