【カペラS】リバー久々重賞V

 「カペラS・G3」(8日、中山)

 鮮やかに決めた。6番人気のノーザンリバーが11年のアーリントンC以来、2年10カ月ぶりの重賞勝ちを果たした。

 ベテランの好判断が光った。スタートは決して速くはなかったが、鞍上の柴田善は「いい枠だったから前に入れればと思った」と積極的に好位を取りに行く。4角では抜群の手応え。最後は首差まで詰め寄られたが、着差以上に余裕があった。

 芝の重賞だけでなくダートでもタイトルを獲得。「千四でも大丈夫。距離に幅があるから先が楽しみ」と期待を寄せる。混戦のダート短距離界に楽しみな新星が誕生した。

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