【朝日杯FS】M・デムーロ今年も勝つ
「朝日杯FS・G1」(15日、中山)
今年も外国人騎手が魅せる。朝日杯FSは外国人騎手が活躍している。10年からは3年連続で勝利を収めている。
中でも顕著な活躍を見せているのがM・デムーロだ。10年グランプリボス、昨年のロゴタイプと2度の制覇を含む〈2・0・1・1〉と好成績を残している。今回コンビを組むのはマイネルディアベル。前走の京王杯2歳Sでは4着と好走している。枠は中山マイル戦で有利とされる内枠(2枠4番)を引き当てた。G1制覇へ機運は高まっている。
13日は美浦北の角馬場で軽めのメニューを消化。大和田師は「右にもたれるところがある馬だが、今週の追い切りではそれが見られなかった」と目を細める。大舞台に向けて状態は上向いている。
枠順についても「いいところに入った。近2走はスタートが速過ぎて逃げたが、本来は好位で折り合うことができる。ここなら理想的な競馬ができそう」と内の偶数枠を歓迎していた。
「難しい馬ではないし、デムーロが乗ってくれるのは心強い」と名手の手腕に期待を寄せる。大仕事を成し遂げそうなムードが漂っている。