【朝日杯FS】プレイ弥生賞で再挑戦
「朝日杯FS・G1」(15日、中山)
“中央包囲網”の突破はならなかった。史上初の地方馬によるJRA・芝G1制覇を目指した川崎のプレイアンドリアルは7着。好位を追走したが、残り1Fで馬群にのみ込まれた。柴田大は「ムキになって走っていた。もっとリラックスして走ることができればいいんですが…」と悔しそうに唇をかんだ。
2番人気の支持を集めたが、レース前の返し馬の段階からテンションが高く、腹帯を締め直すほど興奮していたことがレースにも影響。それでも岡田繁幸オーナーは前を向く。「川崎に籍を置いたまま来春のクラシックを目指すつもり。復帰戦は弥生賞(3月9日・中山)を考えている」。同じく地方馬として中央で奮闘したコスモバルクが04年に制した一戦で仕切り直して、再びG1獲りを狙う。