【有馬記念】ルルーシュ気合乗った

 「有馬記念・G1」(22日、中山)

 楽な手応えのままフィニッシュを決めた。ルルーシュは18日、ハロー(馬場整地)明けの美浦坂路で追い切り。僚馬アンアヴェンジド(4歳1600万下)を2馬身後方に従えてゆったり外ラチ沿いを駆け上がる。最後までその体勢を崩すことなく、4F51秒8‐37秒9‐12秒5の好タイムを記録した。

 「もう(秋は)2回使っているからね。馬なりで誘導する格好。予定通りだよ」と藤沢和師はうなずく。3、6着に惜敗しているその2戦を「おっとりしていた。前回よりやる気を見せているし、気合が乗ってきた」と振り返り、前進をアピールする。

 昨年の有馬記念(8着)を含めて中山では3戦して、12年オールカマーの4着が最高と結果が出ていない。コースの克服がひとつの大きな課題になる。

 それでも前回に続いての騎乗となる福永は「乗りやすいし、2回目で理解度が違うと思う。(回りの)左右で特に(得手不得手が)出るとは思わない」と気にしていない。指揮官も「普通にゲートを出て流れに乗れれば。そろそろ本気を出してほしいね」と、ここ一番での覚醒に期待を寄せた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス