【有馬記念】ラクティ父子で大金星だ
「有馬記念・G1」(22日、中山)
アドマイヤラクティは関西馬一番乗りとなる21日午後1時15分に中山競馬場に到着。馬房で落ち着く姿に、古味助手は「渋滞を避けたくて早めに出発したけど、スムーズに輸送ができました」とホッとした表情を見せた。
遅咲きのハーツクライ産駒は今年の天皇賞・春がG1初挑戦だった。「順調にここまできたし以前よりも乗っていてしっかりした」。緩やかな上昇カーブを描き、ようやく本格化を迎えた。
中山コースは3戦して2勝を挙げ、重賞3着の実績がある。「湾岸S(12年4月)の勝ち方が良かった。あれをイメージしています。いつもよりもうひとつ前のポジションで運んでくれたら」。同世代最強のオルフェーヴルとは最初で最後の対戦になる。ディープインパクトを破った父と同じ大金星を狙う。