【シンザン記念】モーリス初マイルVへ
「シンザン記念・G3」(12日、京都)
鋭い反応で好調ぶりを伝えた。モーリスは9日、栗東坂路で4F77秒6と脚慣らしをした後、CWで単走追い。降雨で重くなったチップを蹴り上げ、6F85秒0‐38秒2‐11秒3をマーク。ラストは一杯に追われ、切れのある動きを披露した。「馬場が悪いと思ったけど、ノメることもなくうまく走れていた。しまい重点でしっかりと動けている」と村井助手は満足げな表情を見せた。
ここまでは1400メートルにこだわり続けて3戦2勝。今回、初のマイル戦に挑む。「2走前は出遅れたけど、(上がり3F)33秒1の脚で伸びた。どんな競馬でもできる。マイルでもうまく折り合いをつけられれば」。陣営の期待馬が年始の3歳重賞でV発進を決める。