【京成杯】インザライフ迫力満点
「京成杯・G3」(19日、中山)
ディープインパクト産駒のアデイインザライフが16日、美浦坂路で素晴らしい動きを見せた。
Wで入念なウオーミングアップをした後に、追い切りを消化。これは新馬Vの時と同じパターンだが、動きは明らかに違っていた。4F50秒8‐36秒1‐12秒0の好時計をマーク。全身を使った迫力満点のフォームで坂を駆け上がってきた。
「1回使って気持ちや身のこなしがガラッと変わった。新馬戦の時と同じイメージでまたがったが、楽に好時計が出た」と鈴木助手。短期間での急激な上昇ぶりに驚きを隠せない。
鈴木康師も「予定よりも速い時計が出たけど、無理してのものではないからね。それだけ馬が良くなったということだろう」と自然と笑みがこぼれる。「初戦がインパクトのある競馬だったし、能力は高い。ここでも楽しみだよ」。
デビュー2連勝で重賞Vを決めれば、クラシックへ視界が広がる。