【AJCC】ルメール重賞V締めだ

 「AJCC・G2」(26日、中山)

 全国リーディング首位を快走するクリストフ・ルメール騎手(34)。今年既に重賞2勝と絶好調だ。短期免許最終週はAJCCのトゥザグローリーなど15頭に騎乗、巧みな手綱さばきを披露する。

 勢いは止まらない。昨年11月9日から短期免許で来日しているルメールは、ベルシャザールで武蔵野SとJCダートを、ワンアンドオンリーでラジオNIKKEI杯2歳Sを制した。年が明けても好調をキープ。エキストラエンドで京都金杯を制すと、先週の日経新春杯もサトノノブレスで勝利した。今年はここまで重賞2勝を含む計12勝を挙げ、全国リーディングでもトップに立っている。

 短期免許の最終週となる今週も、楽しみな馬がそろった。AJCCは有馬記念8着のトゥザグローリーに2戦連続で騎乗する。最終追い切りで感触を確かめ「状態は変わりない。有馬記念はスペースがなかった。もう少しスッと出せれば良かった。スタミナもあるし、キャリアを生かしたい」と巻き返しに向けて力が入る。

 土曜メーン・京都牝馬S(ノーブルジュエリー)の騎乗も依頼した池江師は仏の名手に全幅の信頼を置く。「決めつけないところがいい。後ろからの馬とか、前に行かなあかん馬とか、変に型にはめないしね。もちろん騎乗技術も高いけど、戦略にも柔軟性がある」と絶賛する。先週もルメールとのタッグで重賞Vを飾っているだけに「今週も土日の両方で決めてほしいね」と期待は大きい。

 ルメールも「僕自身もそう望んでいる」と重賞連勝に向けて意欲十分だ。“V請負人”が、最終週も魅せる。

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