【競輪】EVOLUTIONルール

 「KEIRIN EVOLUTION」(26日、いわき平)

 00年のシドニーから五輪の正式種目となった「KEIRIN(ケイリン)」は、日本の競輪がベース。26日のいわき平競輪9Rで、その五輪ルールに準拠した「KEIRIN EVOLUTION(ケイリンエボリューション)」が行われ、車券も発売される。参戦する7人は、かつて国際大会で鳴らした面々。普段の競輪とは違う風味の真剣勝負に注目だ。

 自転車はNJS(日本自転車振興会=現JKA)登録フレーム、またはUCI(国際自転車競技連合)、JCF(日本自転車競技連盟)主催の自転車競技大会で使用が認められているカーボン製フレームを使用。車輪も競輪で使うスポークホイールではなく、前輪がバトンホイール、後輪はディスクホイールとなっている(気象状況によってはスポークホイールを使用する場合がある)。

 また、ユニホーム、レーサーパンツ、ヘルメットカバーはJKA作製のオリジナルデザインのものを着用し、ヘルメットは競輪用ヘルメット規格に適合したものを使用する。

 7車立てで行われ、先頭誘導員はスタートラインの約半周後方から走りだし、スタートライン到達と同時に号砲が鳴り、レースが始まる、競輪ではある程度許される「横の動き」(後ろから迫ってくる自転車に対して、自分の自転車を横に振ってけん制するような行為)はすべてNG。また競輪でみられる、複数人で連係してレースを進める「ライン戦」はなく、最初からそれぞれ「単騎」の戦いとなる。

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