【シルクS】レオン3連勝狙う
「シルクロードS・G3」(2月2日、京都)
現在10勝でリーディング首位の矢作厩舎が好調レオンビスティーで今年の重賞初制覇を狙う。同馬は目下2連勝中と勢いに乗っており、タイトル奪取の期待が高まっている。
先週3勝を上乗せし、ついに10勝ラインに到達。開幕ダッシュを決めた矢作厩舎が、今週も期待の戦力をシルクロードSに投入する。高松宮記念(3月30日・中京)の前哨戦に送り込むのは、1000万下、1600万下を連勝中のレオンビスティー。加速をつけての参戦だ。
2歳時はオープン特別のクリスマスローズSを快勝し、翌年のファルコンSで2着。高いスプリント能力を示していた。だが、それ以降は一進一退の状況に。結果を出せない時期もあったが、ここに来て何かをつかんだようだ。
甲斐助手は「前走の前にハミを替えたことで、乗りやすくなったように思います。中山が得意ということもありますが、レースでもしっかりと折り合って、最後はとてもいい脚を使ってくれました」と好感触をつかんでいる。
この中間は、厩舎で調整して順調に調教を消化してきた。栗東坂路を楽な手応えで駆け上がり、4F52秒6を計時した1週前追い切りの動きも上々だった。「筋肉が盛り上がって、さらに状態は上向いています」と甲斐助手は体調の良さを強調。G1への挑戦権をかけた1戦。追い風に乗る準備は整いつつあるようだ。