【白富士S】ペルーサ復活ののろし

 「白富士S」(2月1日、東京)

 実力馬がターフに戻ってくる。1年8カ月ぶりの実戦となるペルーサが29日、美浦坂路で併せ馬を行った。ジャングルクルーズ(5歳500万下)を4Fから追走して、ラスト1Fで馬体を併せ、最後は楽な手応えのまま併入。4F51秒1‐37秒0‐12秒4の時計を記録した。藤沢和師は「久々で思い切り走っていないところはあるものの、悪くはない」と満足げに話す。

 12年6月の安田記念で18着に敗退。この結果を受けて、ノドの手術に踏み切った。「レースでの止まり方がおかしかったので2回手術をした。以前はケイコの前から発汗していたが、解消されているし、イレ込むこともなくなった」と師。声帯を開いたことでスムーズに呼吸ができるようになり、精神面でのゆとりも生まれた。「手術が“トラウマ”になる馬もいるが、利口な馬だよ。だいぶ良くなっている」と大きくうなずいた。

 10年天皇賞・秋では3歳馬ながらブエナビスタの2着に好走。手術を行い、生まれ変わった実績馬が、府中の杜で復活ののろしを上げる。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス