【シルクS】ガール軽快、高速馬場OK
「シルクロードS・G3」(2月2日、京都)
ストレイトガールは29日、栗東CWで軽快なフットワーク。
地下馬道を抜け、栗東CWの向正面に姿を現したストレイトガールは、すぐさま加速。外めに進路を取り、直線入り口で手綱を緩めると、一気にトップスピードへ。荒れた馬場を気にすることなく、その名の通り真っすぐ駆け抜けた。
馬なりで5F66秒8‐37秒1‐12秒2の時計に、開口一番「いい動きだった」と藤原英師。4連勝の後、キーンランドCでも首差2着に入った昨夏を振り返りつつ「あの時も良かったけど、今もいいよ」と笑みを浮かべた。充実した昨年の函館シリーズ以上に指揮官をうならせたのが、前走の中京戦だ。
それまでは輸送でイレ込むため、滞在競馬でしか結果が出せずにいたが、当日輸送、それも輸送時間が、京都や阪神よりも長い中京で勝利を収めた。
今回は高速馬場への対応がポイントになるが「以前なら、京都はしんどいと思うけど、成長している今なら」と期待していた。