【シルクロードS】ソニックで淀5連勝
「シルクロードS・G3」(2月2日、京都)
京都金杯のエキストラエンド、シンザン記念のミッキーアイル、日経新春杯のサトノノブレス、京都牝馬Sのウリウリと、今年の京都で行われた重賞は全てディープインパクト産駒がV。今週のシルクロードSも勢いの止まらないディープ産駒から目が離せない。
中山の前走ラピスラズリSで4着に敗れたサイレントソニックだが、国枝師も「京都はディープ産駒との相性がいいから」とコース変わりでの躍進を期待。この馬自身も京都では、前々走のオパールSで2着に好走した実績がある。
鞍上は26日にJRA通算3600勝を達成した武豊。京都では最多の1163勝を挙げており、鞍上が最も得意とする舞台だ。「この馬は彼が乗ったときにいいイメージがある」と、師も過去3度のタッグで4、1、2着と好成績を残す名手に信頼を寄せる。ユタカ自身は「この馬は時計が速くなるとしんどいので雨でも降ってかかってほしい」と注文をつけたが、日曜京都の天気予報は曇り時々雨と天の後押しもありそうだ。
京都牝馬Sを勝ち、父のサンデーサイレンスをしのぐスピードで、産駒がJRA重賞通算50勝を達成したディープインパクト。今度は父が持つ産駒の京都重賞5連勝の記録に挑む。