木幡Jr初也君「世界で活躍を」
JRA騎手課程30期生の卒業式が4日、千葉県白井市の競馬学校で行われた。今年は6人が卒業。6日の合格発表を経て、早ければ3月1日にデビューを果たす。
父に現役で活躍中の木幡を持つ初也君も門出の日を迎えた。技術が優秀な生徒に贈られるアイルランド大使特別賞を受賞。素質豊かな2世ジョッキーは、「どんな癖馬でも乗りこなせる自信があります。デットーリ騎手のように世界で活躍できるようになりたい」と壮大な夢を口にした。
「オレより上に行かないとトップは狙えない」と長男に“父超え”を命じた木幡も、「無事に卒業できて良かったよ」と心境を明かした。現役では横山典弘‐和生に続く2組目の親子ジョッキーが、競馬界を盛り上げる日は近い。