【東京新聞杯】スパーダ8歳でも健在!

 「東京新聞杯・G3」(9日、東京)

 レッドスパーダが得意のマイルで巻き返しを狙う。明け8歳だが、衰えはなく元気いっぱい。4年前の覇者が存在感をアピールする。

 若い馬には負けられない‐。そう言わんばかりに、8歳になったレッドスパーダが調子を上げてきた。前走の天皇賞・秋は17着に敗れたが、重賞2勝と得意のマイル戦で健在ぶりを見せつける。

 1週前追い切りは美浦坂路で僚馬ベビーネイル(7歳1600万下)と併せ馬。追走から並ぶ間もなく、僚馬を突き放してフィニッシュ。藤沢和師は「いい動きだったね。仕上がりはいいし、マイルで巻き返しだ」。久々でも馬体の張りは上々。年齢を全く感じさせないフレッシュな動きに、名トレーナーも笑顔を浮かべる。

 昨年は関屋記念を制覇。続く毎日王冠(4着)ではのちに天皇賞・秋を制したジャスタウェイと接戦を演じた。そのレースぶりから盾への挑戦を決めたが、初めて経験する府中の2000メートルは厳しかったようだ。「ハナに行けなかったし、距離も長かった」と振り返る。

 今回、陣営は4歳馬コディーノ、5歳馬サトノギャラントとの3頭出しで臨むが「スパーダは競馬が上手だからね。(2頭が)あの先行力にちゃんとついていけるかな」。古豪が、後輩馬2頭を引き連れて3つ目のタイトルを狙う。

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