【東京新聞杯】マイティ気配物足りない
「東京新聞杯・G3」(9日、東京)
さすがの時計は出たものの、主戦の評価は手厳しかった。復活を誓うショウナンマイティは5日、栗東CWでラスト重点にビシッと攻められ、6F82秒1‐36秒8‐12秒3。しかし道中でズブさを見せるなど、この馬本来の豪快さが影を潜めていた。
騎乗した浜中は「まだいい頃に比べると物足りないですね」と慎重なジャッジ。「脚元や体は問題ないが、気持ちが乗っていない感じ。これだけの馬だから当然結果を出したいですが(目標の)安田記念まで時間もあるのでまずは無事に…」と最後まで威勢のいい言葉は聞かれなかった。
「六、七分の出来」としていた昨秋の毎日王冠(1番人気6着)当時に比べると、状態は上向いている。だが、本調子に戻るまでにはもう少し時間がかかりそうなムードだ。