【中山記念】ロゴタイプ勝負態勢整った

 「中山記念・G2」(3月2日、中山)

 皐月賞馬ロゴタイプがひと回り大きくなって帰ってきた。仕切り直しの一戦に好仕上がりをアピールした。

 最終追い切りは26日、美浦Wで単走。6F84秒4‐39秒9‐13秒1と、時計的には目立つものではなかったが、ゴールを過ぎても鞍上の村田(レースはC・デムーロ)は手綱を緩めなかった。「反応が物足りなかったから、直線は少し気合を入れた」と村田は説明したが、しっかりとしたフットワークに久々は感じさせなかった。

 昨年8月の札幌記念は1番人気で5着に敗れた。「とにかく馬場が悪過ぎた。全く力を出し切っていない」と田中剛師は振り返る。見た目にも3歳時とは体つきが変わってきた愛馬に、「トモの張りが違ってきた。前走後すぐに(宮城県の)山元トレセンに放牧に出したが、それが良かったようだね。先週は併せ馬でしっかり追ったし、満足できる状態に仕上がったよ」とキッパリ言い切った。

 G1・2勝を含めて中山コースは3戦3勝。初めての斤量58キロが鍵にはなるが、「皐月賞馬らしい競馬をしてほしい」と指揮官。復帰戦からいきなり勝負態勢が整っている。

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