【中山記念】ナカヤマナイト連覇譲らん
「中山記念・G2」(3月2日、中山)
昨年の覇者ナカヤマナイトが美浦Wで迫力満点の動きを見せた。僚馬ヴァルディヴィア(6歳500万下)を大きく追走すると、直線までにその差を徐々に詰めて行く。ラスト1Fで仕掛けるとあっさり抜け出し、最後は7馬身引き離してフィニッシュ。6F81秒2‐37秒2‐12秒8のタイムを計時した。
「先週の時点で少し重いかなと思ったが、きょうはしまいの反応もしっかりとしていたし、これなら力は出せる」と柴田善はきっぱり。この中間は降雪の影響で使用できるコースが制限された時期があり、思うような調整ができなかったが、その心配は不要と言わんばかり。週末の雨予報にも「しぶとさが生きる馬場は合っている」と歓迎。連覇に向けて意欲を見せていた。