タケノベルベット放牧中の事故で死亡

 92年のエリザベス女王杯を制するなど中長距離重賞で活躍したタケノベルベット(牝)が2月28日、けい養先である北海道白老町のイーハトーヴ牧場で放牧中の事故のため死亡した。25歳だった。

 通算成績は11戦5勝(うち重賞2勝)。競走生活のクライマックスとなったエ女王杯は約4カ月ぶりで18頭立ての17番人気という低評価ながらも、藤田を背に桜花賞馬ニシノフラワー、オークス馬アドラーブルらを問題にせず3馬身半差で圧勝した。ただ、母としては1勝馬を輩出するにとどまった。

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