ペドロサ短期免許で来日 栗東で抱負
今週から短期免許で騎乗を開始するエドワード・ペドロサ騎手(39)が6日、栗東トレセンを訪れ「大きいレースに勝ちたいのはもちろんだが、勝ち鞍を少しでもたくさん挙げたい」と抱負を語った。
中米パナマ出身。91年に地元でデビューし、95年からドイツを主戦場として活躍している。昨年はバーデン大賞などのG1を制し、ドイツリーディング3位に食い込んだ。
来日は11年暮れのWSJS(阪神)に参戦して以来、2度目となる。「日本の競馬の素晴らしさに感激した。厩舎人のプロ意識は完成されているし、施設も恵まれている」。意欲に燃えて初の短期免許での来日となった。
次週以降は中日新聞杯(ラブリーデイ)、フィリーズレビュー(エスメラルディーナ)と重賞でも騎乗する。「日本のファンの熱心さは世界一と感じた。声援がモチベーションになる。たくさん声を掛けてください」。免許期間は4月27日まで。パナマでのデビューから数えて24年目を迎える“ベテラン”の手綱さばきに注目だ。