【オーシャンS】レオン得意舞台で雪辱
「オーシャンS・G3」(8日、中山)
中山コースでは〈3・0・0・1〉の実績を誇るレオンビスティーが、得意の舞台でG1(高松宮記念)への切符をもぎ取る。唯一の黒星は12年のニュージーランドT(7着)で、6F戦に限れば3戦3勝だ。「コース形態も合うし、直線の坂も合っている。もともと、この馬はオーシャンSが(条件的に)いいと思っていた」と矢作師も力が入る。
シルクロードSは11着に敗れたが、中間は短期放牧を挟んでリフレッシュ。担当の甲斐助手も「間隔が詰まると馬が硬くなるが、今は中山で勝った(2走前の)時よりも歩様もいい。良くない時は背中が張ったりするんだけど、今は柔らかいしね」と状態面の上積みに手応え十分だ。
過去に9度の重賞挑戦があるが、12年ファルコンS2着が最高。指揮官も「本当にいい状態だしね。ひと皮むけた感じもある」と期待は大きい。念願のタイトル奪取で、大舞台へ弾みをつける。