【大阪城S】レイアー豪快に牡馬斬り
「大阪城S」(9日、阪神)
大外に進路を取った後は鮮やかだった。道中は馬群の後ろでじっと待機していたスマートレイアーが直線鮮やかに差し切った。
上がり3F34秒6はメンバー最速だ。2番目が2着馬ディサイファの35秒2。牡馬相手に能力の高さを示した。
ウイナーズサークルから引き上げてきた武豊は「強かったですね。前走(6着)がよく分からない負け方だったので心配していたけど、きょうは本来のレースができた。折り合いもついたし、これならあの脚を使えますね」と笑顔で話した。
大久保龍師は「春の大目標のヴィクトリアマイル(5月18日・東京)へ向けて順調な滑り出しができました」とホッとした様子。次走はマイラーズC(4月27日・京都)が有力だ。