【中日新聞杯】フラガラッハ中京は合う

 「中日新聞杯・G3」(15日、中京)

 後方からまくって追い上げて、勝ち馬からは首、首、頭、首差の5着。前走のAJCCで中距離戦へ完全にメドを立てたフラガラッハが、得意の中京で一発長打を狙っている。

 12、13年と中京記念を連覇。2走前の金鯱賞でもメンバー最速の上がり3Fを駆使して5着に入ったように、中京では別馬のようによく走る。「左回りというより、芝の質が合うんです。中京は時計がかかるから」と横山助手は笑顔を見せる。「金鯱賞よりももうひとつ前のポジションを取って、前走のように早めに動ければ」と、野心をちらつかせた。

 中間はリフレッシュ放牧を挟み、このレースを目標に調整。1週前追い切りを終えた段階でのジャッジは「抑え切れない時の方が結果はいい馬。その点では落ち着き過ぎているかな」と慎重な様子を見せるが、心配は無用だ。「去年の中京記念も最終追いでガラッと変わってきた。今週ビシッとやれば」。今回も、追われてから気合が乗ってくるはずだ。

 「スローペースの追い込み馬。前半をゆったり行ければ、他馬より1秒くらい速い上がりを使えますから」と意気盛ん。チューリップ賞のハープスター、弥生賞のトゥザワールドに続き今週も(有)キャロットファームの勝負服が脚光を浴びるか。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス