【フィリーズR】ベルカント余裕手応え
「フィリーズレビュー・G2」(16日、阪神)
スピードは世代屈指と言ってもいいだろう。ベルカントは12日、栗東坂路でキャロル(3歳新馬)と併せ馬。余裕の手応えで並びかけ、ステッキの入る僚馬を尻目に楽々と3馬身先着を決めた。
4F53秒5‐38秒8‐12秒3の時計に「先週、先々週といい動きだったし、今週は反応を確かめる程度。精神面、肉体面でリフレッシュして、いい状態」と角田師は満足げに話した。
前走の朝日杯FSは牡馬相手にハナを奪ったが、10着と失速。「距離の壁かなとも感じた」と振り返る。仕切り直しとなる始動戦。気性面の成長にも触れ、「2歳のころのようなピリピリした面がなくなった。おしとやかになったと思うし、コントロールが利くようなった。千四までは格好をつけてほしい」と期待を込める。牝馬同士の一戦で反撃を狙う。