【アネモネS】マーブル格の違い魅せる
「アネモネS」(15日、中山)
メンバー唯一の重賞勝ち馬マーブルカテドラルが、桜花賞へ向けて始動する。阪神JF5着後は放牧に出て、じっくりと休養。完璧な状態で本番に臨めるように逆算したローテーションを組んだ。
12日の美浦Wでの最終追い切りは僚馬クラリティシチー(3歳500万下)に1馬身遅れたが、身のこなしは実にスムーズだった。上原師は「時計(5F71秒6)は遅かったけど、心配ないよ。本番を見据えた競馬ができれば」と語る。
ハイレベルの阪神JF5着の実績が示す通り、能力的には一枚上の存在だ。クラシックシーズンを目前に控え、ハープスターがチューリップ賞を、フォーエバーモアがデイリー杯クイーンCを制覇。ライバルに続けとばかりに、素質馬が躍動する。