【新馬戦】ウオッカ初子ついにデビュー
「新馬戦」(16日、阪神)
G1・7勝馬ウオッカの初子ボラーレ(牡3歳、栗東・角居)が、いよいよ日曜阪神3R(ダート1800メートル)で初陣を迎える。父は09年の英国ダービーや凱旋門賞など、欧州でG1・6連勝という偉業を成し遂げたシーザスターズ。父母合わせて“13冠”として注目を集めている。
昨年12月にゲート試験をパス。その後は滋賀県の吉澤ステーブルWESTで調整されて、2月4日に再入厩した。入厩時には615キロあったが、トレーニングを積んで580キロ台にまでシェイプアップ。デビューへ向けて、調整を進めてきた。
12日の栗東CWでの追い切りは、6F85秒2‐38秒4‐11秒9を記録。3頭併せで上々の動きを見せた。「古馬を相手にしぶとく食い下がっていた。調教を積むごとに、体も格好良くなってきましたよ。注目されている馬。いい競馬を見せてほしいですね」と辻野助手。超良血馬がベールを脱ぐ。