【スプリングS】ギガンティア末脚勝負
「スプリングS・G2」(23日、中山)
名門・藤沢和厩舎が本気モードだ。獲得賞金900万円のロサギガンティアが皐月賞(4月20日・中山)に出走するためには、今回、3着以内に入らなければならない。
18日、藤沢和師は「予定通りしっかり乗り込んでいる。状態はいいよ。能力の高い馬だし、体もいい感じになっている。力を出せる仕上がり」と胸を張った。
昨年7月の新馬戦4着後、休養したことが吉と出た。昨秋に復帰してからは3戦2勝。前走は馬群の中で折り合い、直線で一気に突き抜けた。
「前走はとてもいいレース内容だった。強かったよ。うまく流れに乗って競馬ができた」と合格点を与える。今回、初の中山コースになるが「後ろから行く馬ではないから小回りも問題ない」と気にしていない。持ち前の鋭い末脚を重賞で発揮する。