【ファルコンS】アチーヴ好仕上がり
「ファルコンS・G3」(22日、中京)
G1・2着の底力を見せつける。朝日杯FS以来になるショウナンアチーヴが始動する。
19日、朝イチの美浦坂路で僚馬エンドレスノット(5歳1600万下)との併せ馬。目の覚めるような素晴らしい動きで一気に駆け上がると、4F50秒8‐37秒3‐12秒4をマーク。最後はきっちりと併入した。約3カ月ぶりの一戦となるが、手綱を取った後藤は「先週、今週と思い通りのケイコができた」と好仕上がりに目を細めた。
この中間、鞍上はできる限りケイコにまたがり、いろいろな課題を与えてきた。「きょうはAコースを経由して、刺激を与えるように走らせた」と説明する。「以前は気持ちが先走るようなところがあったけど、今は鞍上の指示をきちんと待てるようになった」と、気性面の成長ぶりをしっかりと感じ取る。
同レース連覇のかかる国枝師も「順調な仕上がり。落ち着きが出てきたし、馬が自信を持って走るようになった」とうなずく。「G1・2着馬として、恥ずかしい競馬はできないからね。きっちり結果を出して、NHKマイルC(5月11日・東京)へ」と前を見据えた。