【スプリングS】サクラエールに太鼓判
「スプリングS・G2」(23日、中山)
デビュー2連勝のサクラエールは19日、栗東坂路で淡々とステップを刻む。3F目で12秒台までピッチを上げ、ラストはやや緩めるいつものリズム。4F52秒9‐38秒5‐13秒0を計時した。羽月師は「キビキビ走れていましたし、反応も良かった。やる気も出ていて理想的にきています」と太鼓判を押した。
一方で越えなければならない壁も多い。初距離、初遠征、初重賞。新馬戦は1400メートルで前走はマイル戦。さらに1F延びる上、中山への輸送も初めてだ。「コース形態や輸送は気にしないと思います。直線の坂も、時計勝負より力比べになる方がいいのでむしろ歓迎です。ただ、距離は血統的に駄目かもしれない」とトレーナー。距離克服が大きな課題になりそうだ。