【毎日杯】ラングレー“王道”へ進撃
「毎日杯・G3」(29日、阪神)
幾多の名馬が駆け抜けた出世レースに、矢作厩舎のラングレーが参戦する。師が「今年の3歳はこの馬」と期待を寄せる大器。待望の重賞初制覇を狙う。
自己条件に戻った前走で、手堅く2勝目をマーク。「ゲートの出が良くなっていましたね。直線は出るところがなくて焦ったけど、きっちりと勝ってくれました」と廣岡助手。2走前は出遅れが響いたが、敗戦を糧に弱点を克服。スキルを高めるとともに、軌道修正に成功した。
中6週とレース間隔はあいたが、乗り込みは順調。25日には、新コンビを組む北村宏が美浦から駆けつけ、調教に騎乗。「乗りやすかった」と好印象を口にした。
ここで2着以上に入れば皐月賞(4月20日・中山)への道が開け、Vならダービー(6月1日・東京)出走に当確ランプがともる。勝利を手にして、今後の可能性をグンと広げたいところだ。