【皐月賞】バンドワゴン好気配
「皐月賞・G1」(20日、中山)
好ムードが漂う。バンドワゴンは2日、栗東坂路を単走。馬場の荒れた時間帯だったが、馬なりで4F53秒4‐38秒6‐12秒8を計時した。「予定通りの時計が出ていたし、いい追い切りができたと思う。ここまで順調に来ていますね」。騎乗した荻野要助手は納得の表情で好調を伝えた。
きさらぎ賞はトーセンスターダムの末脚に屈したものの、わずか頭差。決して力負けではないだろう。調整期間が短かったという反省点も浮かび上がり、今回は放牧先から早めに帰厩して入念にメニューを消化している。「強い相手がそろうけど、戦えるように仕上げていくだけ。自分のペースで走ってくれれば」。改めてスピードの違いを見せつけ、1冠目奪取といきたい。