【桜花賞】リヴェール準備万端整った
「桜花賞・G1」(13日、阪神)
3頭横一線となった阪神JFを鼻差でV。3戦無敗で2歳女王に輝いたレッドリヴェールが、満を持して桜の晴れ舞台を迎える。
トライアルは使わずG1に照準を定めてきた。「早くからここで始動と決まっていたので仕上げやすかった」と今浪厩務員。現在の馬体重416キロに「3歳なのでもう少し体の成長は欲しかった」と本音を漏らすが、1日5回のカイバを工夫しながら与えるなど馬体の維持に努める。背中やトモの筋肉を見れば久々を感じさせない。
1週前は戸崎圭が騎乗し栗東坂路で追われた。「スイッチを入れ過ぎないようにしている。きつい調教をこなしながらこれだけ動けていれば十分」と既に態勢は整っている。馬場状態を問わず、結果を残し続ける根性娘。126日ぶりの実戦でも、強い精神力を武器に仁川で再び同世代のライバルを蹴散らす。