【マリーンC】フラッパー7馬身差圧勝

 「マリーンC・Jpn3」(9日、船橋) 

 断然の1番人気に支持されたワイルドフラッパーが直線で楽に抜けだして、2着に7馬身差をつけて圧勝。前走のエンプレス杯に続いて重賞2勝目をゲットした。2着には先行したアクティビューティが入り、JRA勢がワンツー。地元のカイカヨソウが直線伸びて3着に追い込んだ。

 これが新女王の実力だ。前走から、一気に500メートルの短縮となった船橋のマイル戦、乾いた馬場でもワイルドフラッパーがスピードの違いを見せつけた。

 3番手で迎えた4角手前。前を行く2頭の鞍上が懸命に追い出したが、フラッパーの鞍上・福永の手綱は微動だにせず。直線に入って満を持してゴーサインを出すと力強く脚を伸ばし、2着に7馬身差をつけゴールラインを駆け抜けた。

 12年11月以来のコンビを組んだ福永は「たくましく完成されていた。思い通りのレースができたし、今後もいっしょにレースをしていきたい」とその成長に目を細めた。

 次走は未定だが「男馬相手に通用するか試したい」と松田国師。確かにフラッパーの連勝劇を見ると、牡馬をもなで切るシーンは浮かんでくる。

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