【皐月賞】トゥザワールド元気いっぱい

 「皐月賞・G1」(20日、中山)

 弥生賞を快勝し、目下4連勝中のトゥザワールドが10日、1週前追い切りを行い、元気いっぱいの動きを見せた。

 前週と同様、栗東CWでの3頭併せ。前を行くサトノフラクタル(3歳500万下)、クラージュドール(4歳1000万下)に直線入り口で最内から馬体を並べると、鞍上の川田はオーバーペースにならないよう、細心の注意を払ってエスコート。抜群の気配を漂わせて難なく先着。6F81秒8‐38秒3‐12秒4のタイムをマークした。

 「やればやるだけ動くので、できるだけやらないように気をつけました」と川田は振り返る。アクションを起こす必要がないほどの仕上がりに「前走の疲れも取れて、あと1週でいつもの状態へ持っていけそうです」と満足そうにうなずいた。

 ワンアンドオンリーの猛追を鼻差振り切った前走に「着差以上に強い内容。器用に走ってくれて、求めたことをしっかりやってくれました。初めて目いっぱい走ったことが本番へつながるはず」と笑顔。母トゥザヴィクトリー、全兄トゥザグローリーも成し得なかったクラシック制覇へ、順風満帆だ。

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