バンドワゴン脚部不安で皐月賞回避
きさらぎ賞2着馬バンドワゴン(牡3歳、栗東・石坂)が11日、1週前追い切り後に歩様の異常が判明したため、皐月賞(20日・中山)を回避することが分かった。石坂師は「残念ですが、脚部不安のため、回避します。きょう(11日)、ノーザンファームしがらき(滋賀県)へ放牧に出します」とコメント。症状、全治などは明らかにされていないが、少なくとも春は絶望的とみられる。
同馬は新馬戦で6馬身、2戦目のエリカ賞で5馬身差の圧勝を決め、続くきさらぎ賞ではトーセンスターダムの頭差の2着に奮闘した。短期放牧を挟み、クラシック1冠目に向けて3月20日に栗東トレセンへ帰厩。本番でも有力馬の一頭として注目されていた。