【ダービー】スターダム反撃態勢万全
「日本ダービー・G1」(6月1日、東京)
圧巻の動きでG1馬をねじ伏せた。武豊を背に栗東CWで追われたトーセンスターダムは28日、11年秋の天皇賞馬トーセンジョーダン(8歳オープン)、エアカミュゼ(3歳500万下)に2馬身先着のゴール。皐月賞で11着に敗れて連勝は“3”でストップしたが、反撃ムードを漂わせた。
「自分が乗ったなかでは一番良かったんじゃないかな。態勢は万全だと思う」と鞍上は笑顔。6F82秒0‐38秒1‐11秒8と時計も優秀で、池江師も「動きはいい。腰の甘さが解消してきたし、少しずつだけど成長しているよ」と目を細めた。
前走の敗因は中山のボコボコした芝に尽きる。「今の府中の馬場はきれいで合いそう。逆転は可能だと思って乗りたい」。名手は不敵な笑みで“祭典”6勝目への意欲を示した。