【ボート】江戸川は女性快適空間ズラリ

 「江戸川大賞・G1」(5日開幕、江戸川)

 江戸川ボートの開設59周年記念「G1・江戸川大賞」は5日から6日間、新エンジン、新ボートを使用して開催される。今回は、ボートレースのイベントなどで活躍する長久梨那さんが場内に潜入。東京スカイツリーを望み、G1が間近に迫って盛り上がる江戸川ボートをリポートする。

 ボートレース江戸川に到着すると大魔神像がお出迎え。2008年5月から鎮座してファンを見守っている。長久さんも、勝利を目指して戦闘モードに突入だ。

 まず向かったのは昨年4月18日にリニューアルオープンした「指定席MIYABI」。和をイメージした落ち着いた装飾で、スタッフも和装で応対してくれる。座席指定なしのベンチ席は1000円から。全112席のレギュラー席(2000円)、50席のリクライニング席(2500円)をはじめ、ペア席、グループ席、個室やカラオケルームまである。また女性専用ルーム「kaguyahime(かぐやひめ)」やリラクゼーションルーム「powerspot(パワースポット)」といった、ゆったりくつろげる施設も充実している。

 長久さんは「powerspot(パワースポット)」へ入りパワー注入。そして舟券的中の祈りをささげていた。さらに長久さんの目に留まったのは「小京都MIYABI」と名付けられた休憩所。長久さんは座椅子に腰掛けて「落ち着きます。気分転換になる、いいスポット」とニッコリ。レストラン「takebue(たけぶえ)」は専属シェフを配置して料理も本格的。ゴージャスな上鉄火丼(1500円)にも大満足だった。「指定席MIYABI」「特別観覧席GOLD」に入場した女性、女性連れのファンにはタクシー初乗り料金(上限730円)をキャッシュバックするサービスもある。「女性向きにできているし、レース場ではないみたい」と驚きの表情を見せた。

 パワー注入、腹ごしらえも終えて、いよいよ水面へ。フェンス越しに1Mの攻防を観戦。水しぶきが飛んでくる大迫力に、長久さんも興奮気味。「選手に近く、声援が届きそう。エンジン、潮のにおいもするし、ここで見る価値もありますね」。そうそう、長久さんの舟券戦績ですが…「パワースポット」のご利益がしっかりあったようです。

 場内も楽しい空間がいっぱい。今年4月、スタンド2階の1M側に「竹林屋台村」がオープン。お祭り気分で、焼き鳥をかじりながらレースを観戦するのも楽しい。夏場限定で開放される屋上庭園では東京スカイツリーを一望できる。滝も流れており、都会のオアシスといえる空間だ。

 江戸川ボートはさまざまな表情を持っている。全国で唯一、河川を使用し、潮の流れの影響を受けるエキサイティングな水面だ。水しぶきが飛ぶ臨場感たっぷりのスタンド。レース場とは思えない落ち着いた空間の「指定席MIYABI」。そして女性に優しいサービスも充実している。長久さんも江戸川ボートの空間にすっかり魅了されていた。

 5日から6日間、日本全国の強豪が集結する開設59周年記念競走「G1江戸川大賞」が開催される。長久さんのおすすめ選手を聞くと「須藤博倫選手、中田竜太選手の師弟コンビ。佐藤翼選手はヤングダービー(9月23~28日・戸田)に向けて活躍してほしい」とやはり埼玉の選手が気になるようだ。水面近くで白熱したレースを堪能するもよし。ゴージャスな気分を味わいながら観戦するもよし。どんな場面でも楽しい江戸川ボートへ、ぜひとも行ってみよう!!

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