【新馬戦】シゲルケンカヤマ伏兵一発
「東京5R」(8日、東京)
1年前はイスラボニータが勝った“出世レース”を制したのは、中団でレースを進めた単勝15番人気の伏兵シゲルケンカヤマ(牡2歳、父ストーミングホーム・母シゲルキリガミネ、美浦・和田雄)だった。直線で力強く抜け出し、13番人気シーレッドに2馬身半差をつけて楽々とV。3連単336万5710円の大波乱を演出した。
「反応も良かったし、推進力があった。あとは良馬場でどれだけやれるかですね」と丸田。勝ち時計は1R(3歳未勝利)のダートの同じ1600メートル戦(1分37秒2)より遅い1分41秒0だったが、極悪馬場もものともしない鋭い末脚が光った。「無理をせず、放牧を含めじっくり考えます」と和田雄師は今後については未定とした。